【ITEM2025取材速報】EIZO
RadiForce RX670
「 RadiForce RX670」は「RadiForce RX660」の後継機種。30型の大型ワイド画面に6メガピクセル(600万画素)の情報量で、複数画像の同時表示が可能だ。工場で1台ずつ表示の測定を行い、医用画像はDICOM規格(GSDF)に基づいて再現。モノクロとカラーのハイブリッド表示により、画像観察の効率化を支援する。
入力端子にはUSB Type-C®を搭載、パソコンやUSB接続機器との接続を容易にした。内蔵のLAN端子を通じて有線ネットワーク環境も構築でき、より広範な接続性を提供する。これにより、遠隔読影で普及が見込まれるモバイル端末とも簡単に接続でき、画像観察環境の構築をサポートする。また、筐体背面には間接照明を標準で内蔵、暗室での画像観察時の疲れ目を和らげる。キーボード操作や書類の読み書きのため、手元を照らすスポットライトも標準で付属している。
RadiForce RX1270DD
「RX1270DD」は、30.9型の大画面で12メガピクセルの超高解像度表示が可能。マンモグラフィと乳房MRI、超音波、あるいは胸部単純X線写真と胸部CT、MRIなど、多種多量の検査画像を1画面上に自由にレイアウトして表示できる。
本機は2024年7月に厚生労働省が「一般医療機器」の分類に追加指定した「特定保守管理医療機器」の要件を満たす「GSDFキャリブレーション機能付き画像診断用ディスプレイ」に該当する。「特定保守管理医療機器」となる画像診断用モニタは、DICOM規格(GSDF)キャリブレーション機能により画像表示の一貫性を確保することも定義されている。RX1270DDには、品質管理ソフトウェアRadiCSを同梱。内蔵キャリブレーションセンサーと合わせて使用することで、DICOM規格(GSDF)準拠の定期的な品質維持管理を実現する。
RadiForce RX370DD
「RX370DD」は同社で初めて「GSDFキャリブレーション機能付き画像診断用ディスプレイ」として届出受理された、3メガピクセル(300万画素)対応の21.3型 カラー液晶モニタ。
CTやMRIはもちろん、胸部単純X線写真もほぼ全体表示が可能。明るい環境での視認性を保つため、輝度500 cd/m2を5年間(使用20,000時間以内)の長期間にわたり維持することを保証している。医用画像の微妙な陰影や濃淡を再現する10bit(1,024階調)の多階調表示、同一画面内のモノクロとカラーをピクセルごとに自動判別し、最適な階調で表示を行うなど、医療現場で求められる性能と機能を備えている。
解像度3メガピクセルの高輝度表示が可能
RX370DDは解像度3メガピクセル(300万画素)対応のカラーモニターで、CTやMRIはもちろんのこと、胸部単純X線写真もほぼ全体表示が可能です。さらに、明るい環境で視認性を保つため高輝度が求められることから、RX370DDは輝度500 cd/m2を5年間(使用20,000時間以内)の長期間にわたり維持することを保証します。
その他にも以下のような、医療現場で必要な性能と機能を備えています。
- 10bit(1,024階調)の多階調表示により、医用画像の微妙な陰影や濃淡を再現
- 表示画面上の輝度均一性を向上
- 同一画面内のモノクロとカラーをピクセルごとに自動判別し、それぞれ最適な階調で表示