『AeroDR TX m01』は救急やICU、隔離病棟等、患者が移動困難な状況に際して、患者の元へと撮影装置を移動させてX線撮影を行う、回診用X線撮影装置である。コニカミノルタ初の動態撮影装置であり、従来の静止画像に加えて、パルスX線を毎秒約15回連続で照射することで最大20秒間の動画撮影を可能とし、患部の各構造物の動きを可視化する。『AeroDR TX m01』で撮影されたデータはX線動画解析ワークステーション『KINOSIS』を介してコニカミノルタ独自の処理を行うことで、様々な撮影情報の提供が可能になる。
撮影パネルの設置角度と管球の照射角度、及び双方の相対距離をセンサー感知して数値として表示することで、撮影者の技量に依らない、撮影の再現性を補助する。
車体幅も540mmの非常にコンパクトで、取手等についた各種センサーとアシストによって可動・移動が容易。壁や障害物への衝突もセンサーによって防止されており、非常に有用な機能の揃った高性能な回診車となっている。