ワイヤレス超音波プローブLSI viewphii64

ITEM2022 Report:
2022.04.26

半導体設計会社であるソシオネクストがviewphii-US の性能・機能を大幅に上回る2種類の専用LSIを使用した「viewphii64」を新たに開発した。64チャンネルのワイヤレス超音波プローブシステムを「パルサLSI」と「超音波画像生成LSI」の2種類のLSIだけで実現し、より小型化、高性能化、高画質化が可能となった。

さらに、ワイヤレスかつバッテリー持ちが3時間なので安心して持ち歩いて使うことが可能で、充電も充電器に置くだけのタイプでとても手軽である。

また、部位によって使い分けが可能となっており、L10-5は7.5メルガヘルツで深さ13㎝までを、L15-7はL10-5より周波数が高いため表層に近い深さ3㎝までを高繊細に視るのに適している。

C5-2は、腹部用のプローブで深さ16㎝が視認でき、扇型になっており、広範囲を観察できるのが特徴。S4-2は、心臓を見るプローブで深さ30㎝を視ることが可能である。(薬機未承認品)