富士フイルムヘルスケア

取材製品情報

X線

CUREVISTA Apex

本年4月15日より発売された新製品。
X線透視下での内視鏡検査や治療向けのデジタルX線透視撮影システムだ。大きな特長としては、「3WAY ARM」を採用したことにより、テーブルを固定したままX線管アームを縦・横・斜めに可動させることができ、オーバーテーブルタイプでありながら、患者を動かすことなくアングルを変えながら視認できる点だ。
さらに内視鏡での検査や治療に際しては、患者の体動や体位変換による穿孔リスクを抑えながら、臓器の重なりを避け、対象となる臓器の奥行を確認する必要性があることから、本製品が医療従事者はもとより、患者負担の軽減につながる可能性も高い。
また、散乱X線を可視化する線量マップ「IntelliMAP」を搭載。高度な内視鏡操作技術が求められる現在、処置の長時間化にともなう被ばく量の管理にも貢献できる。

CT

SCENARIA View Plus

心臓CT撮影時、心拍動による画像のブレを低減するCardio StillShotと、画像処理速度を向上させるFOCUSEngineを新たに搭載した、64列/128スライスのマルチスライスCTシステム。AI技術を活用した画像処理機能IPVを搭載しており、低線量でも高画質な画像の撮影が可能となるだけでなく、検査時間の短縮も。これにより、従来の一般的な画像処理技術FBP(※1)を使用した場合と比較して被ばく量最大83%(※2)、画像ノイズ最大90%の削減を実現。

※1 FBP(Filtered Back Projection):CT画像の再構成方法で、X線の投影データを逆投影することによって、ノイズを除去し、CT画像を構築します。
※2 特定の条件下で得られる結果であり、検査対象、体格、解剖学的位置、および検査内容によっては、得られる効果が小さくなる場合があります。

 

ブースインフォメーション

富士フイルムヘルスケア ブースNo.D5-04