SONIALVISION G4 LX edition

ITEM2022 Report:
2022.04.18

新たにT-smart PROとSmartBMD AI Assistの2つのAI技術が搭載されたX線TVシステム。ディープラーニングを応用し、熟練の診療放射線技師の技量を再現しつつ、ボタン1つで最適な画像を提供する。

T-smart PROはトモシンセシス用のアプリケーション。収集した画像データから人工関節や骨を固定する金属物などをAIが自動抽出し、金属アーチファクトを最小限に抑えた再構成画像を取得する。また、再構成の範囲を自動で決定するため、患者にとって無理のない体勢でトモシンセシス検査を行っても再構成の範囲を調整し直す作業を削減することが可能となった。

また、SmartBMD AI Assistは骨密度測定に関して、これまでは大腿骨に対してだけだったAI技術を腰椎にも応用した。これにより、X線画像上で骨領域を抽出するセグメンテーションを行う際、術者の経験やスキルに左右されない安定した画像で測定することができる。作業時間の短縮はもちろん、医療現場での作業効率の向上につながる。