フレキシトロンHDRは、高線量率密封小線源治療装置の世界的ベストセラーであるマイクロセレクトロンHDRの最新後継機種として高い信頼性と更なる高精度治療を実現する。全国約150施設で稼働する高線量率小線源治療装置のうち、合わせて約8割のシェアを誇る。国内では数多くの放射線治療部門情報システム(治療RIS)と接続実績があり、現場で運用されている各社診療システムとシームレスな運用を実現できることもその強みである。
豊富なアプリケータラインナップはより幅広くよりアダプティブな治療を可能とし、様々な腔内照射及び組織内照射に対応する。すべての移送チューブの基準長を統一させたことで、治療計画の煩雑さを回避し、より安全性が高まった。更に、組織内照射ではカテーテルごとにCTマーカーを使用し、計画装置上でマーカーポイントの距離を入力するだけでリファレンス長を自動で認識するなど、シンプルながら考え抜かれたナビゲーションで、ワークフローの各作業の時間短縮を実現する。
患者にとっては高い精度で確実なブラキセラピーが受けられ、同時に医療従事者にとっても効率ならびに操作性に優れた治療を行うことができる。