onti

ITEM2020 Report:
2020.04.16

 「onti」は「一歩進んだ」「先を見据える」をコンセプトに研究開発。

1.法令・ガイドラインを遵守
 メーカやモダリティに依存することなく、自施設の線量把握を正確に行い診断参考レベル(DRLs 2015)との評価を可能する。
2.体型に応じた線量管理
 CTのAxial画像をもとに、体型を考慮した線量指標(SSDE204/SSDE220)を解析可能である。
3.核医学検査の線量管理
 PET/CT検査では、装置のカウントデータから画質の物理学的指標である雑音等価係数(NEC)を画像確認と同時に計算、投与量と画質のバランス評価が可能である。また、放射性薬剤のQRコードを用いて投与量の計算・記録が可能なことからルーチン業務を変えずに運用形態を改善することができる。
4.業務支援
 始業点検支援として、CT装置の水ファントム画像をJIS規格に基づき自動解析し結果を記録する。
5.国際標準に準拠した線量管理
 国際標準である、REM/REM-NMを基に開発、RDSRやRRDSRにも対応する。
 
 日々の画像診断に対する適切な線量の発見、業務効率・検査品質の向上、医療安全の実現を目指し進歩しつづける「onti」に期待してほしい。

体型に応じた線量管理
核医学検査の線量管理