KINOSIS

2019.04.15

 「KINOSIS」は、コニカミノルタが開発したハイブリッドなX線動画解析ワークステーションだ。KINOSISと同社の「AeroDR fine」、一般X線撮影装置で構成されるデジタルX線動画撮影システムでは、パルスX線を連続照射することで15FPSの動態画像の作成を可能とし、低被ばくながら従来の静止画撮影を超える情報量を得られる。また、立位撮影のため日常生活に近い状態を検査できるのも特長のひとつだ。

 一般X線撮影画像の動態解析を可能とし、さらに動きを数値化・グラフ化することも可能とした「KINOSIS」は、動きの見える化・定量化を実現することで、これまでにない新しい視点を提供するとともに診断レベル向上に貢献すると考えている。

横隔膜の動きをグラフ化。X線撮影画像からでも、動きの異常に基づいた診断が可能になる。
循環器の動態も、カラーで強調した上で確認できる。