SONIALVISION G4

2019.04.14

 幅広く使える汎用性が特長のX線TV装置。
 機能を少しずつ追加しており、夏頃にはSCORE PRO Advance機能が実装予定だ。これは元々循環器領域で用いられていた画像処理技術で、カテーテルや生検針といった細かなデバイスの視認性を向上し、またそれらの動きを遅延なく映し出す。高精細かつ高追従性、そして低被ばくも両立した製品へと進化するだろう。
 またSmart BMD機能も、AIを活用し更に効率化される予定だという。これまでは骨密度測定時、大腿骨近位部の領域を指定するセグメンテーションは手作業で行っていた。これをAIが担うことにより、短時間で作業を完了させる他、再現性を高め使用者ごとの技量のムラをなくす。効率と安定性の双方を向上させる技術に期待が持たれる。さらに、SID1.8m引き伸ばし機能や1DR機能も追加される予定で、一般撮影にも対応可能となり、汎用性がますます広がる。

SONIALVISION G4
バスケットカテーテルの細かな動きもしっかり捉える。