投与量管理アプリケーション

2019.04.13

 アクロバイオがITEM2019の自社展示の中で強くアピールするのは、核医学・PET検査に関する投与量管理を目的に開発を行ったアプリケーションだ。下記の画像はSPECT核種およびPET核種に対応し、大きく見やすい表示と素早い応答・高精度を誇る「CRC-55tW」であるが、検査時にそうした医療機器と患者さんをつなげ、投与量などの記録・管理をスムーズに行うアプリケーションである。医療機器から放出される放射線被ばくの線量管理・記録の義務づけ(2020年4月から)に向けた対策として、同製品の広がりが期待される。USB保存が可能なので、パソコンとのデータ管理・連動は容易とのこと。今後も、放射線医療の現場を支える同社の事業展開に注目だ。

投与量の記録・管理を行うアプリが導入されているCRC-55tW