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オーバルボアで患者にも好評な3T MRIに最新のアプリケーションを搭載した。ボアは幅74cm×高さ65cmの楕円形状で圧迫感が少ない。寝台も63cmの天板を採用、近年増加している大柄な外国人患者や、体軸からはずれた肩関節などの撮影が容易だ。新たに搭載したアプリケーション「QSM」は、位相画像から局所的な位相変化を抽出し、推定処理により磁化率マップを描出する。T2*画像などでは判別が困難なわずかな磁化率変化を抽出できると期待される。また、4チャネル独立制御の照射システムを搭載、RF照射分布を高速で取得できるBlink Scanシステムのデータを基にRFの均一照射を実現している。