約3,600の医療機関とサプライヤーを繋ぐデジタルプラットフォーム。アルム製の医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」、冠動脈CTからFFRを解析するハートフローの「FFRCT」など、自社に限らない多様なサービス提供が特長だ。
6月からは期間限定のトライアルとして、同社の「AI画像解析受託サービス」も提供開始。送られた胸部CT画像を、シーメンス側でAIを用い解析。心臓、肺、大動脈など胸部画像に映る各部の解析が行われ、病院にフィードバックされる。
AIの進化に伴い医療インフラも「所有から利用」「クラウド活用」「オープンモデル」に向かうと予見するシーメンス。他社製AIでも同プラットフォームに載せていきたいとのことで、同社の柔軟な姿勢が伺える。