Abierto

ITEM2018 Report:
2018.04.17

院内の情報システムないしその中の情報を統合、ワークフローをトータルで改善する医療情報ソリューション。
総合プラットフォーム「Abierto VNA」によって部門やシステムをまたいで情報を一元管理。各部門ごとのストレージやシステム更新にかかる費用を削減でき、情報整理の煩雑さも解消する。被検者の治療内容や検査結果を統合表示する「Abierto Cockpit」と併せ、検査・読影・カンファレンス・診察と一連のワークフローに携わってくれる、業務効率化の頼もしい味方だ。
また現在AIを臨床応用するアプリケーションを開発中で、位置合わせや解析といった前処理、必要となる作業の予測と準備、患者の予後予測などのAIによる自動化を目指す。将来的には診断を絞り込むことで素早い方針決定を可能とする、診療意思決定支援も視野に入れているという。
単に作業を効率化するだけでなく、情報を活用しよりよい未来を見据えた革命的なシステムだ。

開発中ではあるものの、AIの臨床応用によるワークフローの強力なサポートが期待される。
運用しつつ、得られたデータを活用しフィードバックしていくサイクルも構想されている。