RAS-570は放射線治療用の患者の頭頸部を固定する器具で、脳血管領域において術者の読影を陰から支える縁の下の力持ちだ。
本製品はアタッチメントの厚さを調整し、ほぼ全ての寝台に取り付け可能とした。またCアームとの干渉の危険性も抑えることにも成功している。
またデュアルボールジョイント機構の採用によって、患者の頭部位置決めはより自由になり人間工学的に無理のない頭部固定を可能にした。
高さとボールジョイントの固定をハンドル一つで行えるようになり操作が最適化されたことは、術者にとっても快適な頭部固定となるだろう。
