日立製作所

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製品情報

その他

MRコンテンツ

★「Microsoft HoloLens」で手術室の構築イメージを体験。MR(複合現実)コンテンツを開発! デジタル手術支援ソリューション「OPERADA」を利用した手術室イメージ。★
★デジタル手術支援ソリューション「OPERADA」★

日立はマイクロソフト社のMR(複合現実)ヘッドマウントディスプレイ「Microsoft HoloLens」(マイクロソフト ホロンズ)を活用した「手術室構築イメージを体験できるコンテンツ」を開発した。同社はこのコンテンツを利用すれば、手術室の新設を予定している病院施設や新しい機器の導入を検討している既存の手術室空間をMR空間としてバーチャルの医療機器を配置し、実際の施設環境をイメージしたり、新しい機器の導入を体験できるという。
 今回は、ITEM2018の日立ブースで体験可能となった。脳神経外科手術での使用を想定したMRIシステム、手術台、生体モニタ、麻酔器、手術顕微鏡などが配置された手術室の中に実際にいるかのような体験ができる。つまり、手術執刀医、麻酔科医、看護師など複数のスタッフがかかわり、効率的な手術を目指す中で、機器のレイアウトや機器の運用など事前のシミュレーションが可能となる。
 「実際の医療機器を配置した手術室をイメージしたい」「新しく導入した機器をどのように活用するのか事前にスタッフ間でトレーニングしたい」といった現場のニーズに応える同社の注目すべきコンテンツといえよう。
 そのコンテンツには、3月から販売開始を行った同社のデジタル手術支援ソリューション「OPERADA」が盛り込まれている。「OPERADA」はオープンMRIシステムを中心に手術支援を行うナビテーションシステムや映像統合配信システムをパッケージにしたソリューションだ。今後、同社はデモや医療現場における実証をとおして、現場の声を生かした手術支援や教育分野のコンテンツを拡充していくとしている。

X線

ALPHYS LF

★X線骨密度測定装置「ALPHYS LF」は従来機よりも、アームの開口範囲を広くさせたことで、レントゲン検査を行うX線撮影装置と同じ部屋に設置しやすくなった。★

「ALPHYS LF(アルフィス エルエフ)」は、腰椎・大腿骨用のX線骨密度測定装置の新製品。日立は同製品を4月から販売を開始した。同製品は従来製品に比べ、アームの開口範囲を広くしたことで、レントゲン検査を行うX線撮影装置と同じ部屋に設置しやすくなるという。つまり、X線撮影の前後に、患者の移動を行わずして、骨密度検査が可能になる。
オプションではあるが、体組成測定ソフトウェアを搭載すれば、大腿部の除脂肪量や脂肪量の測定が可能となった。骨粗しょう症や代謝疾患で受診する患者への対応として、内科や整形外科、検診施設など幅広いニーズに応える新製品として注目だ。
特に骨粗しょう症は自覚症状が乏しいため、早期検査による治療や予防が重要。主な検査は骨の形状を観察するレントゲン検査と骨密度検査であり、後者の検査は腰椎や大腿骨の測定が推奨されている。
 また、同製品は患者の体の位置を固定する測定装具を体に密着するよう、改良を図ったことも大きな特徴だ。検査位置の再現性や測定精度の向上が期待され、検診施設などにおける経年変化検証の信頼性を向上させるという。
 あわせて、同社は患者の心理的不安を考慮したデザインを追求している。「ALPHYS LF」はオプションとして、ピンクやブルーなど5つの色からシートの色を選択できる。検査室内の色調をそろえることができ、患者に優しい検査環境を目指す施設側のニーズに応える配慮だ。検査に使用する医療機器の性能向上だけを優先した製品開発ではないという、同社の姿勢が伺える。

CT

SCENARIA View

★64列マルチスライスCTシステム「SCENARIA View」は、従来機よりも5㎝広い80㎝の開口径を実現!★

「SCENARIA View」(シナリア ビュー)の大きな特徴は、低被ばくと高画質を兼ね備えているところ。日立が4月に発売開始したこの新製品は、従来機よりも5㎝広い80㎝の開口径を実現した64列マルチスライスCTシステムである。開口径を広げたことで、CT検査を受ける患者にとっては、快適な検査環境が確保できるという。
 また、同製品の機能として、「IPV」を搭載していることも注目だ。「IPV」とは、CT画像の再構成方法として、同社が独自開発した次世代の逐次近似応用再構成機能のこと。低線量時の撮影に伴う発生ノイズを繰り返し除去し、さらに画像の質感をキープすることで、低線量撮影時でも視認性の優れた画質を確保できるという。CT検査数が増える中で、被ばく量の低減を求めるニーズに応えた製品である。
 前述の開口径の拡大については、患者のみならず、病院施設関係者にも朗報だ。快適な検査環境の確保はすなわち、スペースの限られた施設でも導入が容易であるということである。X線高電圧装置をガントリと一体化したデザインであり、ガントリ、寝台、操作卓の3ユニット構成というのがポイントである。同社によると、循環器領域を含めた大規模医療施設からクリニックまで、様々な医療施設に対応した新製品であり、患者と医療従事者双方に快適な検査環境をもたらすことができるとしている。ひいては、病院経営の効率化にも貢献できるという。
 そして、同製品は、撮影範囲の自動設定機能や解析処理・画像転送自動化を図っており、検査時間の短縮も実現している。
 操作者のニーズと患者に優しい製品開発および、ワークフローの改善や画質向上の技術開発に重点を置いた同社の新製品は、疾病の早期発見や医師不足解消など医療現場の抱える課題解決の一助になる違いない。

ブースインフォメーション

日立製作所 ブースインフォメーション
ブースNo.209



●ブース情報
 日立は幅広い分野で培ってきたAIやIoT、データ活用の技術を組み合せることで、ヘルスケアに新しい価値を創り出すことをめざしている。
 診断・治療の質向上、効率の向上から患者さんへのサービス向上まで、多様な課題解決に活用できるソリューションを提案。
 ITEM2018では、現在、日立が取り組んでいるAIによる放射線科サポート・トータルソリューションを、ステージプレゼンテーションと展示により紹介する。


MRI装置 ECHELON Smart
 SmartQUALITY、SmartSPEED、SmartCOMFORT、SmartECO、SmartSPACE
 高画質、高いワークフロー性能はもちろん、被検者にやさしい静音機能、ランニングコストを低減する省エネ機能、そしてMRI導入の機会を広げる柔軟な設置性が特徴である。

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MRI装置 ECHELON Smart

超音波診断装置 ARIETTA 850
 新機能「Combi-Elasto」を搭載。2種類のエラストグラフィであるReal-time Tissue Elastography(RTE)、Shear Wave Measuremen(SWM)と、さらに肝脂肪化の程度を推定する指標(ATT)がワンボタンで同時に測定可能となった。脂肪肝、肝炎、肝線維化、肝硬変など、一連の病態に応じた各指標を提供し、びまん性肝疾患の総合的な評価をサポートする。

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超音波診断装置 ARIETTA 850

胃集団検診X線装置「ESPACIO AVANT」逆起倒タイプ
 「ESPACIO AVANT」逆起倒タイプは据置型のX線透視システムにも搭載されている高性能な画像処理エンジン「FAiCE-V NEXT STAGE1+」により高画質化した。装置を小型化し、検診車内をより広く使用することが可能になる。さらに起き上がり方向を左右両タイプから選ぶことが可能になった。
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胃集団検診X線装置「ESPACIO AVANT」逆起倒タイプ


●セミナー情報
ランチョンセミナー28
「放射線画像診断の未来」

演題:「腹部領域におけるHITACHI 3T TRILLIUM OVALの可能性」
日時:2018年4月15日(日)12:00 – 12:50
会場:パシフィコ横浜会議センター 3F 315
司会:粟井和夫先生
   広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 放射線診断学研究室 教授
講演:中村優子先生
   広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 先端生体機能画像開発 共同研究講座 准教授


日立製作所
ITEM in JRC 2018ブース No.209 パシフィコ横浜展示ホール