バイエル薬品

https://radiology.bayer.jp/

製品情報

インジェクター

Mark7 Arterion

シリンジの取り外しを簡便化し、検査時間の短縮とともに検査室の衛生も考慮した血管造影用インジェクター。
シリンジの材質に強固なポリカーボネートを採用。大きい圧力に耐えられるようになったことで、先代機であるMark V ProVisまで搭載されていた、前端部のプレッシャージャケットの撤廃に成功。
これによりシリンジを前方から取り外すことができるようになり、煩雑な手順が不要となったほか、抜去したカテーテルの血液が付着することもなく検査室の衛生を保てるようになった。
新たな材質によってワークフローに革新をもたらすインジェクターだ。

前端部のプレッシャージャケットがなくなり、従来は後方から取り外していたシリンジを前方から外すことができる。

インジェクター

Avanta

1日5症例まで、シリンジの連続使用を正式に認可されたインジェクター。
通常は検査の度にシリンジを交換する必要があったが、連続使用が可能となったことで、残った造影剤や生理食塩水を次の症例に持ち越すことができる。交換の手間が省けることで準備を迅速に済ませられるため、緊急時の対応もしやすくなる。
時間とコストの両面で恩恵の大きい製品だ。

シリンジの連続使用は1日に5症例まで認可されている。

線量管理

Radimetrics

“Total Dose Management”を標榜する、X線線量情報一元管理システム。
被検者の造影剤の量と被ばく線量を一括して管理し、また管電圧や照射範囲など各要素における線量変化のシミュレーション機能を搭載。より厳密な線量の最適化を可能とする。
使用するユーザごとに機能や表示情報をカスタマイズでき、現場からは使い勝手のよさやグラフなどの情報の見やすさが好評を博しているという。

グラフはわかりやすく色分けされている。

インジェクター

Stellant with Certegra Workstation

同社のCTインジェクターであるStellant D Dual Flowに、Certegra Workstationを搭載することで更にユーザビリティを向上。
プランジャー後端へのピストン結合、生理食塩水のエア抜きと充填、チューブ内のエア排出、シリンジ取り外し時のピストン後退と、各操作を自動化。注入中は圧力の変動をグラフとして表示し、異常が起きた場合の原因究明にも貢献する。
付属するRFIDリーダーでは、タグから製剤名、容量、濃度、有効期限などを読み取ることができ、また被検者の体重や造影剤の濃度といった情報を入力することで、P3T機能によって注入プロトコルが最適化される。さらに検査終了後、各注入情報を自動でPACSへと保存。造影検査の準備からその後までを、手順の自動化によって確実かつ効率的にサポートしてくれる。

Stellant with Certegra Workstation
プロトコルの設定画面。造影剤と生理食塩水は各々任意の比率で注入できる。

ブースインフォメーション

バイエル薬品 ブースインフォメーション
ブースNo.226


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●ブース情報
 ブースでは、X 線線量管理システム「Radimetrics」のデモンストレーションなども開催しています。骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌治療薬「ゾーフィゴ」のコーナーもあります。ぜひ、ブースに足をお運びください。


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Stellant Certegra Workstation


CT用インジェクタ Stellant Certegra Workstation
 MEDRAD® Stellantインジェクタは、造影剤検査情報システムCertegra Workstationを標準搭載。日々進化するICT技術を用い、造影検査終了後、造影情報がCertegra Workstationに自動保存。造影情報の記録に時間を割くことなく詳細を保存できるため、貴重な時間を他の作業へ振り向けることが可能。また、被検者の造影情報を管理・共有・活用することで、ワークフローの効率化、安全性の向上も期待できる。
 最大の特徴は、ワイヤレス方式のRFIDリーダーを使用しての造影剤情報の自動入力や、注入完了後の造影検査情報の自動保存。保存した造影情報を、Radimetricsに転送して、線量情報と造影情報を一検査単位で確認することも可能である。
 インジェクタは検査効率をアップする4つのオート機能(オート・ドッキング、オート・ロード、オート・プライム、オート・リトラクト)を装備している。

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X線線量管理システムRadimetrics

X線線量管理システム Radimetrics
 Radimetricsは、線量データの収集・解析・分析など、線量情報の可視化が可能な、マルチモダリティ(CT装置、血管撮影装置、透視装置、CR/DXなどの一般撮影装置、マンモグラフィ装置など)に対応した、ネットワーク型線量管理システム。
 施設線量と診断参考レベル(DRL)との比較、プロトコルの最適化と標準化、装置特有の線量被ばくの最適化、患者累積線量トラッキングと自動アラート設定などが可能で、線量管理を導入する施設に、診療業務の効率化と線量の適正化を実現する機能を有しているシステムソリューションです。
 検査装置から出力するDICOM画像、RDSR(Radiation Dose Structured Report)を検査装置から直接もしくはPACS等のシステムを介して受信。検査で照射されたX線線量に関する情報の保存、CT検査からは実効線量等の計算、Webブラウザによる線量情報参照および他システムへの線量情報の転送などを可能としたシステムです。

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造影剤ラインナップ

幅広い造影剤ラインナップ
 バイエル薬品は、非イオン性尿路血管造影剤「イオパミロン注150/300/370」、非イオン性MRI用造影剤「ガドビスト注1.0M」、MRI用肝臓造影剤「EOB・プリモビスト注」をはじめとして、非イオン性脳槽・脊髄・関節造影剤「イソビスト注240」、非イオン性子宮卵管・関節造影剤「イソビスト注300」、点滴静注胆嚢・胆管造影剤「ビリスコピン」、水溶性消化管造影剤「ガストログラフィン」、直接膵管胆道・逆行性尿路・関節・唾液腺造影剤「ウログラフィン」など多くの造影剤を提供することで、幅広く画像診断に貢献している。



●セミナーインフォメーション
ランチョンセミナー3
日時:2018年4月13日(金) 12:00 ~ 12:50
会場:パシフィコ横浜・会議センター 3F302
司会:小山 靖史先生(桜橋渡辺病院 心臓血管センター
   画像診断科、循環器内科・放射線科 部長)
演者:倉田 聖先生(愛媛大学 放射線科 講師)
演題:循環器領域における3Dプリンティングの臨床応用

ランチョンセミナー23
日時:2018年4月15日(日) 12:00 ~ 12:50
会場:パシフィコ横浜・会議センター 3F302
司会:青木 茂樹先生(順天堂大学大学院医学研究科
   放射線医学教室 教授)
演者:井田 正博先生(荏原病院 放射線科 部長)
演題:診療報酬改定のポイントと医療情勢


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ITEM in JRC 2018ブース No.226 パシフィコ横浜展示ホール