AMULET Innovality

ITEM2017 Report(ITEM in JRC 2017 国際医用画像総合展):
2017.04.24

富士フイルムマンモグラフィ撮影装置で国内シェアNo.1を誇る。
AMULET Innovalityは「マンモグラフィを、もっとやさしく、もっと診やすく」をスローガンに、富士フイルムでは、FPDデバイスと画像解析の2つの技術により高画質かつ低線量なマンモグラフィ検査を提案している。

使用マンモグラフィweb

1つめは、富士フイルム独自のa-Se直接変換FPDデバイス技術とExcellent-m 2D 3Dと言う画像処理技術である、直接変換方式FPDは最小画素サイズ50μmとなり、線質補正技術と微細構造鮮明化処理によって線量を従来製品から30%削減しても同等の画質を得られるようになった。また、トモシンセシス画像では、逐次近似超解像再構成処理によって、線量を従来比約40%低減した上で、ノイズ抑制に加え、鮮鋭性も向上させている。

2つめは、新画像解析技術を搭載したi-AECによって患者一人一人の乳房に合わせた線量最適化を実現している。
微線量で撮影したプレショット画像から、乳房内における乳腺位置を解析するi-AECを用いることで、撮影線量の見極めが難しいインプラント挿入乳房でも、インプラント領域を認識し、線量決定時にその領域を除外することで、自動での撮影を可能にした。