MDSC-8255

ITEM2017 Report(ITEM in JRC 2017 国際医用画像総合展):
2017.04.21

 デジタル手術室での高解像度・マルチモダリティ画像表示用向けの、55 インチの外科用ディスプレイ。

P1050740-1しゅ

 4K対応の高視野角な画面に、高度な画像処理アルゴリズムにより、手術室内の理想的な画像参照のモニタを実現。ノイズ、遅延の少ない高画質画像を表示できる色校正システムも搭載されている。また、ERCPの内視鏡と透視画像のように、従来は複数のモニタを並べて表示していた画像を統合表示でき、キーボードマウスにも直接対応する。

 奥行き87㎜という薄型ディスプレイのため、壁面固定にも、天吊り式にも適している。重さは24kgと従来製品から50%もの軽量化に成功。天吊り式の場合はディスプレイの移動も容易になり、ワークフローやコストの改善に貢献する。

 同社の外科用大型ディスプレイと比較すると導入しやすい製品となっており、ERCP時のメインモニタや、IVR時のサブモニタとして、内視鏡検査室やハイブリッド手術室などでの需要が見込まれている。