Accuray PrcisionTM

ITEM2017 Report(ITEM in JRC 2017 国際医用画像総合展):
2017.04.20

 RadixactTMと同時に上市された新しい治療計画システム。インターフェースが直観的に使用できるものとなり、使い勝手が向上した。
Optimization_Prostate2_Marketing - コピー
 AutoSegmentationTMを含む、コンツーリング機能の強化や、妥当性の高いアルゴリズムを使用したDIR(Deformable Image Registration)を提供。さらにVoLoTMアルゴリズムを使用したGPU並列処理により高速な線量計算や最適化も実現。治療計画の比較・合算の確認機能も搭載し、さらに治療計画をスムーズに進められるように改善が加えられた。

 オリジナルの治療計画から自動変形した輪郭を、位置合わせ画像上に生成するアダプティブセラピープログラムPreciseARTTMも搭載。分割ごとの照射線量や線量統計量、積算照射線量をカスタマイズ可能なレポートでレビューしユーザーが設定した閾値を超えた場合、確認項目をフラグで表示する。また、治療計画の検証ツールをフル装備。実行済みの治療や輪郭変形などを含めて評価できる。

 PreciseRTXTMは、治療中か治療歴のある患者の治療計画を新たに効率よく作成するツール。アキュレイ社以外のシステムからも患者データのインポートが可能。以前の輪郭の変形や照射線量を新しい治療計画に反映させることもできる。