ACUSON S2000 ABVS HELX Evolution

ITEM2017 Report(ITEM in JRC 2017 国際医用画像総合展):
2017.04.19

 自動乳房ボリュームスキャンに対応した超音波画像診断装置。
_AN_2441
 小さいプローブを用いて手動で走査する従来の超音波検査では、検査の質が検査者に依存してしまうという問題点があった。本製品では、自動的にスキャンをするため、検査者の経験やスキルによらず一定の質で検査を行える。プローブの視野幅は15.4cmと広く、最大で15.4c×16.8×6cmの範囲のボリュームデータを取得可能だ。取得したボリュームデータは専用のワークステーションで読影する。専用ワークステーションでは過去画像や他のモダリティの画像と比較することもできる。

 また、タッチパネルも搭載されており、機器の操作をよりスムーズかつ快適に行える。乳房のスクリーニングから診断・アフターケアまで、幅広い場面で活躍できる機器である。