My Vue Patient Portalは、患者がインターネットを介してPACS画像を参照できる紹介画像オンライン共有システムで、これまでのCDといったメディアではなく、病院側で患者のメールアドレスを登録・認証することで、患者のPC、タブレット端末などからPACS画像とレポートを確認することができる。また、患者自身が他院の医師にアクセス権限を与えることもでき、セカンドオピニオン時の再撮影が不要となり医療費の削減にもつながる。このことから、患者中心の医療の実現に向けたシステムといえよう。こうした患者自身の画像管理は海外では主流となってきている。
このほか、同社ではCDレス化ソリューションとして、画像をUSBで持ち帰ることができる端末「My Vue Center Self-Service Kiosk」も展示。医療機関に設置した同機から患者自身のバーコードを読み込ませるだけでいつでもデータ入手が可能で、医療従事者は時間の削減が可能となる。
PACS画像を患者がインターネットを通じて参照できるシステム。
同社のデータ管理はクラウドサービスで運用されており、医用画像クラウドサービスの運用は世界・日本ともに同社が初。現在、世界350施設以上で20ペタバイト(1ペタバイト=1,024テラバイト)以上の画像を管理している。
ブース全景