OCTAVIUS 4D

ITEM2017 Report(ITEM in JRC 2017 国際医用画像総合展):
2017.04.17

 ドイツPTW社製のIMRT/VMAT線量検証システム。高精度に3次元で線量分布の分析ができる点が特徴。ファントムはガントリに同期して回転するため、ビームが常に検出器面に垂直に入射し、方向依存性のない正確なデータが得られる。また、液体電離箱を採用し、11×11cmの範囲に977個の小型検出器が高密度に配列されており(DETECTOR 1000SRS検出器の場合)、より精度の高い検証を実現している。頭頸部などのビームを絞って照射する部位の検証に有用である。
 セットアップも簡単で、寝台にファントムを置くだけで検証を行えるのも特徴の1つ。検出器およびファントムトップは各3種あり、様々な組み合わせにより頭頸部のみならず体幹部への照射の検証、さらに日常のリニアックQAまで総合的に施設のニーズを満たすことができる。



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OCTAVIUS 4D


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検出器が高密度に配列されている