シーメンスヘルスケア

http://www.siemens.co.jp/ITEM2017

取材製品情報

Angiography & Interventional X-ray

ARTIS pheno

 新発売のX線透視診断装置。

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 どのような患者にも対応し、さらなる低被ばくと高画質の両立、感染リスクの大幅な低減を目指し、装置の機能からデザインまで全て一新。手術室で使いやすい装置として、ハイブリッド手術を次のステージへ導く。
 新しいフラットパネルを採用し、透視でも2Kイメージングを実現。回転撮影時間が大幅に短縮するため、より低被ばくで鮮明な画質により、患者の負担を軽減する。さらに、Cアーム内のフリースペースが95.5cmに拡大し、手技の際の患者へのアクセス性や、操作のための充分な作業スペースを確保する。
 表面は抗菌・防水加工が施されており、なおかつ床置き式で天井からのケーブルがなくなって手入れのしやすい、清潔環境の維持が容易な構造である。メインディスプレイは55インチで10万階調。

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今回の展示では、メインディスプレイにワイヤレス超音波診断装置「ACUSON Freestyle Elite」を設置し、よりアクセス良く複数のモダリティを使用できる一例を紹介した。

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「ARTIS pheno」不使用時には、Cアームを高く上げたポジショニングにより、邪魔にならない。ハイブリッド手術室対応の装置としての需要に適応した装置である。

画像ITソリューション

syngo via

 読影と院内のワークフロー改善のための読影支援システム。
 受け取った画像をサーバ内で自動的に識別・解析し読影準備をととのえ、読影をストレスなく快適に行える。電子カルテやレポートだけでなく、他社製品も含めた既存読影端末システムなどとの連携が可能。自動抽出、骨抜き、位置合わせ、プロトコル管理などの様々な機能を搭載し、モダリティの枠を超えて使用できる。
 今回追加された「Cinematic VRT」は3D画像を生成するアプリケーションである。ワンクリックの簡単な操作で、まるで本物のようなリアリティのある3D画像が作成される。特に外科などで有用であるほか、患者への説明やカンファレンスといった教育でも役に立つとみられている。

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Cinematic VRT

SPECT/CT

核医学イメージング技術

 「Biograph Horizon」などのシーメンス核医学装置の模型や、装置で得られた画像の展示が行われ、SPECTとCTの定量化技術などが紹介された。

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 SPECT検査では、安定して計測結果を定量化し、SUV値を算出できる「xSPECT Quant」の核種がテクネシウムに加えて、新たにヨード123、インジウム111、ルテシウム177に増え、より多くの領域や検査に対応するようなった。


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 PET性能に特化した最新のPET・CT装置「Biograph Horizon」。Hi-Rez LSO 検出器にTOF、高速の画像再構成エンジンが搭載され、最新のCT技術とともに、高い再現性と定量性をもたらす。同社のPETの分解能は更に向上している。

その他

循環器疾患へのトータルソリューション

 循環器疾患に対してチーム医療で対処することが多くなった昨今、シーメンスでは疾患の早期発見から経過観察まで、クリニカルパスに即した横断的なサポートを総合的に提案する。早期診断では、急性冠症候群の診断に有用な高感度トロポニン、診断・治療前プランニングではMRI、CT、SPECT、治療時には超音波やAngiography、治療後の経過観察にはこれらのモダリティに加えてPoint of careなど、あらゆる段階に適切な対処を可能にするラインナップを揃えている。
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MRI

MAGNETOM Sempra

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MAGNETOM Sempra。最少設置面積はわずかに28m2である。

 4月にリリースしたばかりのMRI装置。1.5Tながら多様な先進のアプリケーションを搭載し、ハイエンド3T MRI装置に近い機能を有する。
 「Advanced WARP」による金属アーチファクトの抑制、磁化率の違いで発生する歪みや位置ずれを抑える「syngo RESOLVE」、ワークフローの自動化機能「DotGO」による検査のバラツキ低減と画質の安定化などにより、質の高い画像を提供する。また、画質を担保しながら最大97%のノイズをカットできる「Quiet Suite」や、息止めのない3D造影検査や、動きの影響を抑えた検査を実現する「StarVIBE」も搭載。患者にも優しいMRI検査となる。
 装置の運用面では、コストカットに役立つ機能を搭載。「Eco-Power技術」では、マグネット内の液体ヘリウムを必要なときにだけ循環させ、最大30%もの電力消費を削減する。さらに、液体ヘリウムを気化→再度液化と循環して利用できる機構を搭載し、液体ヘリウムの消費をゼロにすることでランニングコストを大幅に抑えることができる。

MRI

Compressed Sensing

 MRI撮像の画質低下を最小限に、さらなる高速化を実現する技術。
これまでの高速撮像技術では、ノイズやずれなど、画質の低下が発生してしまうことが多かったが、Compressed Sensingではこれまでにないデータの圧縮により、大幅な撮像時間の短縮ができる。すなわち、息止めが困難な高齢者や不整脈を持つ患者などでもMRI検査を受けやすくなる。さらに、「Compressed Sensing Cardiac Cine」を用いることで、大幅に検査時間が短縮し、患者の負担軽減や息止め不良症例への有用性が高まることが期待される。

マンモグラフィ

MAMMOMAT Fusion/MAMMOMAT Inspiration

 「Women’s Health」のコーナーを設け、乳腺を中心とした女性特有の疾患に有用な2機種の製品が展示された。

 「MAMMOMAT Fusion」は、乳がん検診などのスクリーニングに最適なマンモグラフィであり、「MAMMOMAT Inspiration」は、精密検査に適したマンモグラフィである。

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MAMMOMAT Fusion

 検査者や患者の声に応え、負担が少ない装置となった。あらかじめスケジューラーに検査予約を登録すると、ワンクリックで患者登録から検査まで自動的に設定される「One-Click-to-Image」、ポジショニングをしやすい回転機能などがスピーディなワークフローにし、1時間あたり約15人の検査を可能にする(MAMMOMAT Fusion)。

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 圧迫板は柔軟な素材を使用し、乳房への圧迫の負担を軽減する。また、「Op-comp&Soft-Speed」機能により、圧迫板が乳房にあたると圧迫スピードが遅くなり、かつ最適な圧迫圧で停止してしっかりとポジショニングが出来るようになる。

 また、「MAMMOMAT Fusion」は、次世代型のフラットディテクタや最適撮影機能を搭載し、低被ばくにも配慮した製品となっている。

 「MAMMOMAT Inspiration」は、今回の展示でトモシンセシス撮影から新たなテクノロジーHigh Definition Breast Tomosynthesis(HDBT)が発表され、中でもトモシンセシス撮影から画像構成された回転画像Insight3Dはマンモグラフィでは初めての技術である。

超音波

ACUSON S2000 ABVS HELX Evolution

 自動乳房ボリュームスキャンに対応した超音波画像診断装置。
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 小さいプローブを用いて手動で走査する従来の超音波検査では、検査の質が検査者に依存してしまうという問題点があった。本製品では、自動的にスキャンをするため、検査者の経験やスキルによらず一定の質で検査を行える。プローブの視野幅は15.4cmと広く、最大で15.4c×16.8×6cmの範囲のボリュームデータを取得可能だ。取得したボリュームデータは専用のワークステーションで読影する。専用ワークステーションでは過去画像や他のモダリティの画像と比較することもできる。

 また、タッチパネルも搭載されており、機器の操作をよりスムーズかつ快適に行える。乳房のスクリーニングから診断・アフターケアまで、幅広い場面で活躍できる機器である。

その他

ラピッドポイント500/クリニテック ステータス プラス

 臍帯血のpH、pO2測定などの測定が行える血液ガス分析装置「ラピッドポイント500」は、緊急検査に求められる総合的な項目をわずか60秒で測定。サンプル吸引時はハンズフリーで操作ができ、カートリッジ方式を採用しているため、完全メンテナンスフリーの製品である。
 小型尿検査装置「クリニテック ステータス プラス」は妊娠の可能性を診断する尿中hCGを約5分で測定できるため、CTやマンモグラフィなどの検査前に不安になる女性患者に対し、その場で当日の検査可否の回答に有用である。また、機器判定のため、操作者の測定結果の読み取り不安も無い。

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クリニテック ステータス プラス(左)、ラピッドポイント500(右)

医療情報システム

teamplay

 マルチベンダー対応のネットワークシステム。導入施設内の医用情報を管理するだけではなく、全世界から医用情報ビッグデータとして蓄積し、分析して検査や経営などに活用することができる。

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teamplayトップ画面

 主な機能は「線量管理」「利用状況分析」。線量管理では、各検査、装置、検査部位などの線量のデータをteamplay上で分析。線量をリアルタイムで把握可能となる。また、自施設内での目標値や、国や地域のガイドラインや平均値と比較し、目に見える形で確認可能。「利用状況分析」では検査にかかった時間や検査数などが表示され、利用状況を客観的に分かるようになる。日常業務の効率化や、経営面での運用の見直しに有用である。
 これに加えて、「画像共有」「プロトコル管理」の機能が搭載。「プロトコル管理」では装置の側でなくても施設内のどこからでもプロトコルの内容を確認・登録でき、検査の標準化に役立つ。

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teamplay画像共有画面

CT

SOMATOM go

 撮影のワークフローに革新をもたらす、新しいCT撮影装置。

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SOMATOM go

 これまでのCTでは患者登録や撮影の条件や範囲の設定などの度に、撮影室と操作室を行き来しなければならなかった。「SOMATOM go」は付属のタブレット端末からX線照射以外の全ての操作が可能で、検査中のほとんどのあいだは撮影室にいることができる。行き来を少なくすることで検査効率を上げるだけでなく、患者のそばにいるため検査により安心感をもたらす。

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タブレット端末。自由な場所で患者登録、撮影条件や範囲の設定、画像の確認が可能となる。

 タブレット端末は直感的なアイコンで簡単に操作。撮影範囲と画像再構成を自動的に設定する機能ももつ。使用しないときにはガントリ部分に掛けておくことで自動的に充電ができるため、ほぼ電池切れの心配も無用である。
 「タブレットでのリモート操作」を実現するため、本製品ではCTに付属する全てのコンピュータを装置本体に収めることに成功した。そのため、必ずしも操作室を設ける必要はなく、スペースの少ない施設でも導入のしやすい、設置スタイルの自由度が高い装置となっている。

ブースインフォメーション

ITEM2017 シーメンスヘルスケア ブースインフォメーション
ブースNo.437

真に信頼されるパートナーになることを目指して
シーメンスヘルスケアの新たなブランド「Siemens Healthineers」のもと、シーメンスのDNAともいえる、たゆまぬイノベーションと優れたエンジニアリングを通じて、お客様が抱えるさまざまな課題に対し、最適なソリューションをご提供することに日々努めております。
今年もシーメンスブースでは、充実した製品ポートフォリオの数々とサービスをご紹介します。
今年のシーメンスブースに、どうぞご期待ください。
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シーメンスヘルスケアの新たなブランドイメージ
SOMATOM Drive
SOMATOM Force のDNAを継承した次世代のDSCTテクノロジーで、低侵襲かつ診断精度の高い検査を全ての人に提供するCT装置「SOMATOM Drive」。

SOMATOM Drive
Biograph Horizon
ショートガントリ130cmのコンパクト設計で、Hi-Rez LSOとTOFテクノロジーを搭載し、検出能と定量性を両立するPET・CT装置「Biograph Horizon」。
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Biograph Horizon
ACUSON SC2000 PRIME
3D TEEに対応し、多彩な自動計測機能を搭載した循環器メインのハイエンド超音波画像診断装置「ACUSON SC2000 PRIME」。
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ACUSON SC2000 PRIME
ARTIS pheno
手術室での経験を踏まえ、ハイブリッド手術室のために設計されたデザインと機能を搭載した多軸透視・撮影システム「ARTIS pheno」。
その他、充実した製品ポートフォリオの数々をご紹介いたします。
●共催セミナー情報
ランチョンセミナー4:Computed Tomography
"Shaping the Future through Innovation with Spectrum Shaping"
日時:2017年4月14日(金) 12:00-12:50
会場:パシフィコ横浜 会議センター 3F 303

ランチョンセミナー14: Magnetic Resonance
"腹部ダイナミックMRI〜radial VIBEの有用性および今後の展望"
日時:2017年4月15日(土) 12:00-12:50
会場:パシフィコ横浜 会議センター 3F 会議室304

●お問い合わせ先
社名:シーメンスヘルスケア株式会社
住所:品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー 5F
TEL :0120-041-387
URL :www.healthcare.siemens.co.jp/
シーメンスヘルスケア
ITEM in JRC 2017ブース No.437 パシフィコ横浜展示ホール

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