IVR対応ハイブリッドバイプレーンシステム「Artis zee BA PURE」

ITEM2016 Report(ITEM in JRC 2016 国際医用画像総合展):
2016.04.20

 さらなる画質の向上と被ばく量低減を実現するため、同社の誇るコーンビームCT技術が進化した「syngo DynaCT Micro」と「syngo DynaCT SMART」が搭載。高解像度の3D画像の提供やアーチファクトの除去によってより高い精度の診断を可能にする。血管内治療の面では、より鮮明なDSAロードマップを容易に作成するCLEARmatch/CLEARmap機能が円滑なインターベンションをサポート。一方で、DSA撮影回数を抑制する効果のある4Dイメージング技術により、低被ばくへの配慮も欠かさない。また、マルチスライスCTで取り込んだ画像をアンギオ画像にレジストレーションする機能も装備されている。

 テーブルサイドに設置されているジョイスティックの操作画面が検査室内モニタに統合されるインターフェイス「Heads Up Display」や3D撮影アシスト機能「3D Wizard」はこのような高機能装置をスムーズに使いこなすための助けとなる。3Dアプリケーション操作の簡易化によって検査時間の短縮や、撮影の標準化を図り、患者負担の軽減をすることが狙いだ。さらに、“syngo CTO Guidance”“syngo EVAR Guidance”などの新しいアプリケーションが搭載され、より臨床価値の高い装置として有用な領域が広がりつつある。
 
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syngo EVAR Guidance画面