SONIALVISION G4

ITEM2016 Report(ITEM in JRC 2016 国際医用画像総合展):
2016.04.17

 多様なニーズに応える実用性を追求したX線テレビシステムである本製品の特筆すべき点は、アプリケーションの充実である。
 
 まず、1回の撮影で任意の連続断層画像を提供できる「トモシンセシス」。重なりを避けた高精細な画像が特長であるが、ここに金属アーチファクトを抑える再構成法「T-Smart」により、人工関節などの金属周辺でもさらに明瞭に描出できるようになった。次に、「スロットアドバンス」は、数cm間隔で収集したスロット状の画像をつなぎ合わせることによって長尺画像を得ることが可能。これによって、高精度の計測が可能になった。「Smart BMD」は国内初のX線テレビシステムに搭載された骨密度測定機能である。画像診断と骨密度測定が同じ装置で行えるため、装置間の移動の手間が省け、ワークフローが改善。測定結果はレポート形式で閲覧可能である。
 
島津製作所2