3D STL・3Dプリンター

ITEM2016 Report(ITEM in JRC 2016 国際医用画像総合展):
2016.04.16

 3次元データから実物大の立体モデルの作成が可能。3D医用画像解析ワークステーション『AZE VirtualPlace』ではDICOM画像より関心領域を抽出し、STL変換アプリケーションにてメッシュ構造で形成されるSTLファイルに変換する。また、マテリアライズ社(ベルギー)のSTL編集ソフトの国内販売をスタートし、高度な編集も可能。例えば血管モデルの作成を行う際は、血管の太さを維持し、血管壁の厚さを指定すると、中空の血管モデルが作成できる。また、骨の実物大臓器モデルは保険適応となる手術がある。3Dプリンターで造形した骨の臓器モデルは、モニタ上の3D画像よりも立体的な位置関係を含めた検討が可能であり、難しい症例を抱えている大学病院の口腔外科、形成外科、整形外科、脳外科での採用が増えている。

石膏用3Dプリンター

石膏用3Dプリンター