i-view

ITEM2016 Report(ITEM in JRC 2016 国際医用画像総合展):
2016.04.16

 今回、初披露目の新しい造影マンモグラフィアプリケーション「i-view」。4月より搭載可能となった。欧米では普及が進んでおり、日本での普及もこれから期待される。造影マンモグラフィはデュアルエナジーX線を利用し、サブトラクションにより画像を作成。低管電圧と高管電圧を各方向で照射していくが、他社にはない「CE2D combo」では、1回の圧迫でトモシンセシスから造影マンモグラフィまで撮像できるため患者さんへの負担が少ない検査が施行可能。台湾でも実績がすでにある。同検査はペースメーカが入っている、または閉所恐怖症の方などMRI検査が困難な患者さんへ特に実施されるが、乳房MRIと比較して利点も多い。例えば、2D画像でシンプルなため、読影が比較的容易であることや、撮像時間が短時間である点などが挙げられる。

造影マンモグラフィ画像

造影マンモグラフィ画像