本製品は、MRIとPETのそれぞれの長所を組み合わせ、一度で全身を撮像し、形態診断と機能診断を同時に行える診断装置だ。
それぞれの撮像した画像を重ね合わせることができる診断装置であり、より精査をおこなうことができる。今まではMRIとPETの2種類の検査を別々に行ったり、片方の検査しか行わなかった場合と比較すると、よりがんの早期発見や早期治療に貢献できる。
また同製品は1回の検査で全身撮影を可能にしてるので、転移も発見可能であり、患者にとっても優しい装置といえる。
先日発表された、(医)博愛会相良病院と同社は、Biograph mMRを本年9月に納入することで合意したというュースリリースの(は記憶に新しい。これは患者の負担軽減や乳がん検査などの精度向上が期待され、 2015年4月に締結した先進的な女性医療センターの設立・運営に関するパートナーシップの一環だという。
すでに、本製品は、世界で80台以上の受注があり、臨床的有用性の高さを物語っているといえるだろう。