X-buggy

ITEM2016 Report(ITEM in JRC 2016 国際医用画像総合展):
2016.04.15

 今回のITEMで初披露目となるポータブルX線撮影装置は、新製品「X-buggy」。従来の装置より特化した点は普通車(大きめ)のトランクに収まるほどコンパクトに折りたためること。災害などの緊急時に、仮診療所などで活躍が期待できる。重さも100kgと軽いので、男性2人程度であれば積み込み作業も簡単に行える。さらに、従来品よりも約1/4程度の重さであるため、モータを使用せずとも少しの力で動かせる操作性を備えており、女性でも扱いやすい。また、モータドライブでないため坂道や段差などを乗り越えられる。FPDもメーカを選ばずに使用可能。
 タイヤは小回りがきくので、支柱は固定されているが、管球の水平方向の回転は本体ごと動かすことで対応できる。

 また、管球は170cmまで上に伸ばせるため、患者さんから十分距離を取って撮影することができる。撮影条件の登録も可能。
付属品としてタイヤカバーがついているため、屋外から屋内に入る時でも、タイヤをきれいにする手間はかからない。
 

X-buggy

X-buggy

 

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車のトランクに積み込み可能