放射線を遮蔽するガラスは鉛ガラスが一般的であるが、水拭きをするとヤケ(くもり)を起こしやすく徐々に見づらくなってしまう。同社のカバーガラス付き放射線遮蔽用ガラス<LXプレミアム>は、鉛ガラスの両面にカバーガラスを貼り合わせ、高い透明度を実現しながら、メンテナンス性を向上させた。水拭きをしてもヤケをおこさず、拭きすじも残らず、ストレスフリーな環境の一助となる。
耐衝撃性に優れ、足元からの全面ガラス張りが可能。実際にそのように導入されている事例としては、実機を置いて稼働させるところを外側からもクリアに安全に見ることができる開放的なショールームや、狭めの検査室の壁を全面LXプレミアムにすることで、閉塞感を軽減、また小児の検査時に患者もその親も安心して検査を受けることができる検査室など、幅広く活用されている。
ブース全景
鉛ガラスの両側にカバーガラスを貼った多層構造
同ブースでは、PET用卓上型放射線防護衝立<ラムダプロテクター>も展示。ガンマ線を遮る鉛ガラスをスタンドミラー型にし、PET検査前の試薬配合時の眼球等への被ばくから守ってくれる。
PET用卓上型放射線防護衝立<ラムダプロテクター>