JRC2016 オススメ演題@藪崎哲史先生(北海道大学病院)

ITEM2016 Report(ITEM in JRC 2016 国際医用画像総合展) : 要check! 2016注目演題
2016.04.12

※2016年注目演題では、演題の専門性を評価基準とし、「甘口・中辛・辛口・激辛」の4段階の目安を先生方につけていただきました。甘口が一番やさしい、わかりやすい演題でございます。辛くなるに従い、より高度化された演題となります。
 
JRC2016 「あの人に教えたい!オススメ演題」について
藪崎哲史先生(北海道大学病院)にお答えいただきました。
 

 
■4月15日

 
【甘口~中辛、癌】肝癌に対する体幹部定位放射線治療と陽子線治療
[JRS]
シンポジウム
4月15日(金) 9:50~11:50 場所:国立大ホール
“Stereotactic body radiation therapy and proton beam therapy for hepatocellular carcinoma”
Norio Katoh
肝臓の画像診断を専門にしたい人向け。肝細胞癌の放射線治療の知識に関して、特に適応や現状の位置づけは、放射線科医であれば是非とも知っておきたいところです。

 
【中辛、読影】効率よくストレスの少ない読影体制の検討
[JRS]
口演
4月15日(金) 9:20~10:20 場所:311+312
“Assessing the Efficiency and Stress-reducing Effects of Work Systems for Image Reading duties”
Chisa Bamba
読影環境の最適化を目指すための努力が素晴らしい。

 
■4月16日

 
【中辛、小児】先天性気管支閉鎖症の退治MRI所見:術前胸部CTおよび病理所見との比較検討
[JRS]
口演
4月16日(土) 10:10~10:50 場所:304
“Fetal MRI findings of congenital bronchial atresia; comparison with presurgical chest CT and pathological findings”
Kumiko Nozawa
比較的希少な疾患の、胎児MRIのまとまった報告です。こういうお仕事の積み重ねが教科書になっていくのかと思います。そして、こういう発表を聞くことで、希少疾患の知識が増えていくのだと思います。

 
【甘口~中辛、治療】チャイルドライフスペシャリストによる放射線治療字麻酔科医費の労働時間と経費の削減
[JRS]
口演
4月16日(土) 15:00~15:40 場所:304
“Reduction of working time and cost by avoiding anesthesia by child life specialist assistance for pediatric radiotherapy”
Hiroshi Fuji
放射線治療は門外漢ですが、CLSの方には小児のCT・MRIでお世話になる機会があり、その重要性を強く認識する昨今です。このような検討が、CLSという日本ではまだまだ希少な職種の発展につながるのではないでしょうか。

 
【甘口~中辛、膵】膵癌発生は造影CTにて相当前もって予測可能である:ケースコホート研究
[JRS]
電子ポスター
4月16日(土) 9:10~9:59 場所:ポスター発表ブース1
“Development of pancreatic adenocarcinoma is predictable well in advance using contrast-enhanced computed tomography: A case-cohort study”
Wataru Gonoi
膵癌の進行はかなり早いものと思っていただけに、演題名に衝撃を受けました。初期の画像がどのようなものかが気になります。

 
【中辛、肝】肝EOB-MRI, DWI, ADC mapによる胆管拡張を伴った膵頭部癌・胆管がん患者の肝転移と肝膿瘍の鑑別
[JRS]
電子ポスター
4月16日(土) 10:10~10:59 場所:ポスター発表ブース1
“Evaluating qualitative differences between liver metastasis and microabscess in bile and pancreas carcinoma with bile duct dilatation in EOB-MRI”
Yu Kawashima
肝転移と肝膿瘍は、この領域ではしばしば問題になり、いつも鑑別に苦慮しています。両群に有意差を認めたとのことですが、どの程度のオーバーラップが存在するのか?

 
■4月17日

 
【甘口~中辛、読影】主治医を唸らせる画像診断:攻めと守り
[JRS]
シンポジウム
4月17日(日) 9:50~11:50 場所:301、サテライト会場302
司会:下野太郎、赤羽正章
下野太郎、明石敏昭、久保武、渡谷岳行、小山雅司
レポーティングに際して重要なのは、主治医との意思疎通であることは言うまでもありません。自分自身の読影力の向上だけでなく、後輩の指導を行うときのためになるシンポジウムなのではないかと思っています。

 
【中辛~辛口、膵】320列ADCTを用いた膵臓Perfusion:Perfusionデータと病理組織学的所見の関連性について
[JRS]
口演
4月17日(日) 13:00~14:10 場所:313+314
“Pancreatic Perfusion Measurement Using 320-detector Row CT: The Correlations between CTP Data and histological findings”
Tatsushi Kobayashi
本研究ではCTPの各種パラメーターと膵実質の病理を対比しています。soft pancreasは縫合不全のリスクと言われており、術前に外科医が知りたいことの一つですが、CPTでもその予測ができるのでしょうか。

 
【甘口~中辛、肝】肝細胞癌に対するRFA後急性増悪の検討
[JRS]
電子ポスター
4月17日(日) 10:00~10:56 場所:ポスター発表ブース2
“Rapid tumor progression of hepatocellular carcinoma after percutaneous radiofrequency ablation”
Noriyuki Miyamoto
急性増悪はRFAの合併症の一つで、過去に幾つか検討はありますが、比較的症例数も多く、また若手の方の勉強になりそうなテーマであり、取り上げました。

 

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