東芝メディカルシステムズ

http://www.toshiba-medical.co.jp

取材製品情報

X線

Mobirex

使う人のことを第一に考慮して考えられた設計で好評を博している回診用X線装置。
 
本体幅56cmのスリムデザイン、狭いベッドサイドなどのスペースでも大活躍できるものだ。
 
また走行時も華奢な女性診療放射線技師でも十二分に扱えるように後輪2軸駆動でスイスイと走行できるのもありがたい。
 
装置の電源は、4桁のパスコード入力によるキーレスエントリー方式を採用。鍵の紛失の心配がなくなるような使い手に優しく考えらている。
 
さらに照射野ランプの光源にLEDを採用。明るく、視認性がよいうえ、バッテリー消費も抑えることができるうれしい設計になっている。カスタマイズも充実したものになっており、前方ハンドスイッチやリモコンによる遠隔操作可能なワイヤレスハンドスイッチも用意している。
 
東芝

医用画像処理ワークステーション

Vitrea

 医用画像処理ワークステーション「Vitrea」には当社グループのVital Images社、Olea Medical社の優れた画像解析技術が凝縮されている。

 CT向けには20年以上にわたり培われたVitalの技術を中心に様々な画像解析技術が紹介され、MR向けにはOleaの特徴である「ベイズ推定」アルゴリズムを用いたパフュージョン解析、IVIM解析などが紹介されている。

 また、画像以外でも、CT、X線アンギオ装置の線量分析、稼動状況を統計、分析するツールもあり、これらを画像解析と組み合わせることで、質の高い、効率的な画像診断運営をサポートする。

 
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展示風景

コーナー紹介

Breast Solutionコーナー

 今回、同社は乳房検査にフォーカスした展示も行った。超音波から始まり、マンモグラフィ、MRIと検診から精査への流れも意識、さらに検診車の中をイメージした空間も用意した。乳房専用ビューア「Rapideye Saqura」は、同社の乳房X線撮影装置「Pe・ru・ru」との連携で付加価値が向上。シンプルに、より使いやすい高品質ビューアを実現した。同社のみの機能であるエコースキャンガイドは、マンモグラフィで気になった所見などを画像上でチェックすると、エコーのシェーマに反映でき、簡単に、超音波検査時に注意すべき所見の確認が可能。マンモグラフィと超音波検査併用の助けとなる。「Pe・ru・ru」で撮影した画像はUSBで同ビューアに取りこめるため、検診車で撮影したデータの移動も容易。
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Rapideye Saqura

SPECT/CT

GCA-9300R

 3検出器を採用することで、1.5倍の収集効率を可能とした(対2検出器)。世界No.1の高画質も実現し、圧倒的な描出力でSPECT診断の信頼性を向上。認知症診断にも有用である。
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GCA-9300R

PETCT

Celesteion

 クラス最高のTOF性能を実現するSUREFLiGHT Detectorにより、コントラスト・均一性に優れた高画質を提供。圧迫感のないラージボアを用いることで患者さんにも快適な検査を受けて頂ける。
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Celesteion
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クラス最高のTOF性能を実現するSUREFLiGHT Detector

超音波

Aplio 500

組織の硬さを映像化するShear wave Elastographyはせん断波の到達期間をカラー等高線表示することにより検査の信頼性を高めている。

モーションアーチファクトを除去し低流速血流を高精細・高フレームレートで描出するSMIはその応用範囲を広げている。

その他にも多彩なアプリケーションを搭載しており、同社のハイエンド超音波診断装置である。


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Aplio 500

MRI

3T MRI最新技術を展示

 次世代3Tに搭載可能な、省スペースや撮像時間短縮の最新技術を発表した。
 ボア内に映像を投影し、患者に検査空間の圧迫を感じさせない技術や従来の静音化技術をさらに高め検査音を最大99%低減する機能により、患者にやさしい検査環境の実現を目指している。

 

Vantage Galan 3T

新型3T参考展示(薬機法未承認品)

CT

Aquilion ONE GENESIS Edition

 新世代320列エリアディテクターCT「Aquilion ONE™/GENESIS Edition」は、独自のX線光学系技術PUREViSION OpticsによってX線出力部の患者被ばくに影響を与える低エネルギー側の成分を低減。検出部では、極小切断技術と検出器素材の最適化により、光出力を40%向上させたPUREViSION Detectorを実装した。

 また、逐次近似再構成法FIRST(ファースト)が大幅にノイズを低減し低線量撮影ながら空間分解能の向上やアーチファクトを抑制した画像を提供。あらゆる検査に対応し、1回転のボリュームデータを最短3分で再構成できるため、処理速度も高速化が図られる。

 新たに開発したエリアファインダでは、位置決め用のスキャノ画像を用いることなく、ボリュームスキャン時の撮影範囲の直接視認が可能だ。ガントリは78cmの大開口径に加え、ガントリチルト角(傾き)を±30°まで拡張し、さまざまな撮影体位に対応。さらに、FIRSTは専用ユニットを用いて画像再構成を行うため、撮影後、即座に画像を確認できる。

 これらの革新的な技術や機構により、患者のセッティングから撮影、画像再構成・表示(検査スループット)の効率化を実現、ストレスのない快適な検査環境を提供する。

 また、ガントリサイズはより小さく、さらには電源容量を抑制し省エネルギーな運用を可能としているので、より導入しやすい設計となっている。

 

Aquilion ONE GENESIS Edition

Aquilion ONE GENESIS Edition

ブースインフォメーション

ITEM2016 東芝メディカルシステムズ ブースインフォメーション
ブースNo.102

 
マルチスライスCTシステム
AquilionTM Lightning

 さらなる高画質化と小型化を追究した16列検出器/32スライスCTです。AquilionPRIME同様、AquilionONEシリーズで開発された各種最新技術を惜しみなく投入。従来の常識を軽々と超えていく、Premium Compact CTです。
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[認証番号]227ADBZX00052000

 
回診用X線装置
MobirexTM

 使う人のことを第一に考えたスマートデザインの新型回診用X線装置Mobirexに、「QuadcelTM」技術を搭載した高感度CsIのワイヤレスFPDと、超高精細タブレットPCの組み合わせで、ますます便利で快適に。
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[認証番号]227ADBZX00043000

 
医用画像処理ワークステーション
VitreaTM

 新たに当社グループに仲間入りしたオレア社の先進的画像解析技術に加え、撮像プロトコール、線量情報などの検査運用管理ツールを新たに搭載したVitreaバージョン7を中心に、ご施設における画像診断、検査運用を統合的に支援する製品、サービスをご提案します。
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[認証番号]224ACBZX00045000

 
乳房X線撮影装置
Pe・ru・ruTM DIGITAL Series

 マンモグラフィと超音波検査の併用検診において、マンモで疑いのある病変を、UL検査で確実にスキャンできるよう、ULシェーマ上にスキャン範囲を表示してUL検査をアシストする機能を搭載した「次世代ペルルシリーズ」を紹介します。
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[認証番号]224ADBZX00109000(施設用)/224ADBZX00118000(車載用)

 
1.5テスラ MRIシステム
Vantage ElanTM

 「高画質×簡単×省スペース」を実現した1.5テスラMRI装置。1.5テスラに求められる高性能をコンパクトなボディに凝縮。すべてを満たす次世代スタンダードです。
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[認証番号]225ADBZX00170000

 
超音波診断装置
AplioTM 500 Platinum Series

 組織の硬さを映像化するShear wave Elastographyや低流速血流を高精細・高フレームレートで描出するSMIなど、さまざまなアプリケーションを搭載し、診断から治療までを幅広くサポートするハイエンド超音波診断装置です。
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[認証番号]222ACBZX00051000

 
超音波診断装置
AplioTM 400 Platinum Series

 生体特性のばらつきを補正し画質を向上させるTSOを搭載可能で、高精細・高画質とストレスのない操作環境を提供するプレミアムクラス超音波診断装置です。SMIを用いると、従来では捉えにくかった低流速血流を高精細、高いフレームレートで検出可能です。
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[認証番号]223ACBZX00027000

 
放射線治療システム
Versa HDTM

 エレクタリニアックの最高機種であり、全身のさまざまながんを治療できるよう設計された高精度放射線治療システムです。FFF(フラットニングフィルタフリー)技術や照射中にCBCT画像を同時に収集する最新機能も搭載されています。
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[承認番号]22600BZX00282000
*パネル展示

 
Large Bore TOF PET-CTシステム
CelesteionTM

 最新のTOF技術を搭載したPETとラージボアCTを組み合わせたPET-CT装置です。TOFによる優れたPET画質と開口径900mmが生み出す快適な検査環境をご提供いたします。
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[認証番号]226ADBZX00032000
*ワークステーション展示

 
医用画像管理システム
RapideyeCoreTM

 読影診断の効率化を徹底的に追求した、医薬品医療機器等法対応の画像診断ビューアをはじめ、データセンターを介した画像検査の予約、結果参照を行う地域連携クラウドサービスなど、大規模~小規模施設まで、さまざまな画像ソリューションを提供いたします。
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[認証番号]227ADBZX00053000

 
デジタルガンマカメラ
GCA-9300RTM

 脳検査や心臓検査における最高の画質を求めた3検出器型SPECT装置です。3つの検出器とコリメータ、独自のアプリケーションが生み出す卓越した画像をご紹介いたします。
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[認証番号]225ADBZX00120000
*ワークステーション展示

 
放射線部門情報管理システム
RapideyeAgentTM
放射線治療部門情報管理システム
RapideyeAgent RT Pro

 被ばく線量管理と分析ツールの活用、撮影スキル向上の教育システム、チームケアに対応した新治療RIS など放射線業務の新たなソリューションをご紹介いたします。
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●セミナー情報
ランチョンセミナー4
「最先端3T MRIによる新しい展開」

日時:4月15日(金) 12:00~12:50(303)
第一部司会:長縄慎二先生(名古屋大学)
演題1:Oleaを選んだ理由
 田岡俊昭先生(名古屋大学医学部附属病院)
演題2:Vitrea Workstationを用いた脳神経画像解析と臨床応用
 村山和宏先生(藤田保健衛生大学)
第二部司会:似鳥俊明先生(杏林大学)
演題1: VantageTitan3T Saturn Gradientの体幹部における最新臨床技術
 大野良治先生(神戸大学)
 
ランチョンセミナー11
「心血管領域における320列面検出器CTの最新臨床応用」

日時:4月16日(土) 12:00~12:50(メインホール)
司会:吉岡邦浩先生(岩手医科大学)
演題1:320列面検出器 CTの臨床応用(冠動脈)
 隈丸加奈子先生(順天堂大学)
演題2:成人および小児循環器領域におけるFIRSTの臨床応用
 前田恵理子先生(東大病院22世紀医療センター)
演題3:320列面検出器 CTの臨床応用(心筋)
 真鍋徳子先生(北海道大学病院)

 
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ITEM in JRC 2016ブース No.102 パシフィコ横浜展示ホール