ザイオソフト/アミン

https://www.zio.co.jp

取材製品情報

ソフトウェア

ZioCube

 普段使用しているパソコンに搭載できる3D医用画像処理ソフトウェア。Ziostaion2の標準機能を抽出し、コンパクトに収めている。いつでもどこでも医用画像を閲覧・処理できる。月額に試算すると3,000円ほど(個人向)の価格で使用可能なため、比較的導入を検討しやすいのも特徴。
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ワークステーション

Ziostation2 ver.2.4

 臨床ニーズにこたえたさまざまな機能が充実。
「CT冠動脈石灰化サブトラクション」は、非剛体位置合わせを利用し、冠動脈の石灰化を除去した画像を提供、血管の狭窄評価などを可能とする。この、PhyZiodynamicsが実現する非剛体位置合わせは、腹部領域でも活躍。肝臓であれば実質表面だけでなく、実質内部もボクセルごとに合わせこむので解剖学的な評価も可能だ。ボクセルトラッキングにより、対象物の辺縁のみではなく、ボクセルごとにVolumeデータを抽出するため、精度がよく、他社にはない点である。

CT冠動脈石灰化サブトラクション

CT冠動脈石灰化サブトラクション


CT肝臓体積測定

CT肝臓体積測定


 また、W.I.Pのみとなるが「IVRプランニング」はCT画像から仮想透視画像を作成し、救急・外傷IVRの治療計画に役立つ。治療に必要な情報が術前より事前に分かるため、透視時間の短縮につながる。そのため、術者の被ばく低減を可能とし、使用する造影剤も少量ですむ。これは、同社だけの独創性の高い機能であり、ザイオの技術の高さが伺える。
IVRプランニング

IVRプランニング


 頭部MRA解析を標準搭載しており、時間がかかる画像処理を自動で行う。診療放射線技師に便利な機能。
頭部MRA解析

頭部MRA解析

ブースインフォメーション

ITEM2016 ザイオソフト/アミン ブースインフォメーション
ブースNo.135

 
ITEM2016ブースのみどころ
 ITEM2016ブースは、ブース全体がスクリーンになったようなインパクトあるデザインとその超大型スクリーンを生かした映像演出がひときわ目立つ先鋭的なブースになっており、ますます臨床的用途を広げ様々なアプリケーションや機能にも、その技術が応用されているPhyZiodynamicsソリューションをはじめ、Ziostation2の最新バージョンや今後搭載予定の最新の解析アプリケーションを紹介する予定だ。
 Ziostation2最新バージョンでは、冠動脈の石灰化領域を高精度な非剛体位置合わせによるサブトラクションにより除去する「CT冠動脈石灰化サブトラクション」や、頭部MRAデータから脳実質や主要血管を自動抽出する「頭部MRA解析」や非造影の腎臓を抽出する腎臓抽出機能など、臨床ニーズにこたえた自動抽出機能も充実した。
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PhyZiodynamicsのボクセルトラッキングを利用し1つの位相で作成したマスクを自動で他の位相も生成するDynamic Mask

 
ザイオ
ITEM in JRC 2016ブース No.135 パシフィコ横浜展示ホール