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ITEM2015 Report(ITEM in JRC 2015 国際医用画像総合展):
2015.04.20

光ファイバの先端に極微小のプラスチックシンチレータを取り付けた単純構造のシンチレーション光ファイバー線量計。従来型の線量計は金属の使用部分が多く線量計がX線透視画像に写り込んで診断や治療を妨げていたが、検出部が全てプラスチック製なのでX線透視像にまったく写らない。極小の実効容積でピンポイント計測が可能。
 
リアルタイムで線量・線量率を表示し、エネルギー補正することなく直読が可能なので、長時間のX線透視が必要な心筋梗塞や脳梗塞などの血管内治療において、患者の被曝線量をリアルタイムで計測し、将来の皮膚障害等のリスクを低減できる。
 
操作は簡単で、バッテリーは8時間駆動。線量のサンプリング情報はSDカードにCSVで保存でき、Bluetooth内蔵でPCやTabletに接続することもできる。
 
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