【JRC2015参加レポート】C121 心臓サルコイドーシス病変の18F-FDG所見とGallium-67SPECT所見 —松尾信郎先生(金沢大学附属病院)より

ITEM2015 Report(ITEM in JRC 2015 国際医用画像総合展) : Expert's View
2015.04.20

松尾信郎先生(金沢大学附属病院)よりJRC2015参加レポートを頂きました!
 


JRC2015参加レポート 電子ポスター 核医学 心大血管
金沢大学附属病院核医学診療科
松尾信郎
 
C121 心臓サルコイドーシス病変の18F-FDG所見とGallium-67SPECT所見
群馬県立心臓血管センター放射線科 小山恵子

 
「あの人に教えたい!オススメ演題」でもご紹介させていただいた発表です。この演題を始めとしてN-13アンモニアPETの演題や位相解析の負荷による違いの演題などの核医学、心大血管のセッションの座長として聴くことができましたので、その報告をさせていただきます。心臓サルコイドーシスの診断において、ガリウムシンチグラフィが有用であることは古くから知られていて、2006年の心臓サルコイドーシスの診断の手引きでは、主徴候は、完全房室ブロック、心室中隔基部の菲薄化、ガリウムシンチでの心臓への異常集積、左室収縮不全の4項目とされています。2012年4月からFDG-PET検査が同診断について保険償還されましたが、ガリウムとFDG-PETをどのように使い分けていくかはまだ、検討されていません。このためガリウムとFDGと、そしてMRIとの比較の検討は貴重です。ガリウムシンチグラフィはSPECT/CTを行うことで、SPECT単独と比べると心臓への集積が陽性となる割合が高くなっていました。プラナー像でははっきりしない病変がSPECT/CTで異常が認識できます。心臓への病変の分布は、ガリウムとFDG,MRIでほぼ同様でありました。FDGの心臓への集積は生理的なFDG集積のために診断特異度が低くなることが問題点でしたが、最近では、長時間の絶食や低炭水化物食を全処置として行うことで偽陽性となる頻度が減少しているようです。ガリウムシンチグラフィはSPECT/CTで検査することで有用性が増すという発表でした。

 
心大血管
 
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