Aquilion Lightning

ITEM2015 Report(ITEM in JRC 2015 国際医用画像総合展):
2015.04.19

Aquilion ONEシリーズで開発されたPUREVISION DetectorやAIDR 3D Enhanced、金属周辺部のアーチファクトを低減し、より確実な診断ができるSEMARなどの最新技術を搭載した16列32スライスCT「Aquilion Lightning」がITEM2015で新登場となった。

極限まで小型化・レイアウトの最適化を行うことでガントリと寝台の設置面積を9.8m2まで縮小しながら、多様な検査に対応可能な大開口径と高性能を両立している。逐次近似再構成を応用したAIDR 3D Enhancedも標準搭載されており、画像ができる前段階(純生データベース)から新たに開発されたNPSモデルの搭載と、各種パラメータの見直しにより、高画質・低被ばくという相反する命題を、さらに高い次元で両立できる。
また高精度サブトラクション技術により、新たに胸部、骨軟部領域で高精度線形・非線形位置合わせ後にサブトラクションを行うことで、肺塞栓によるdefectの観察や骨軟部腫瘍の濃染を的確に描出するなど、CTでの検査適応の拡大も期待される。
 
085
Aquilion Lightning

090
ボア径は780㎜という大開口径。16列マルチスライスCTでは最高クラスだ