FUJIFILM DR

ITEM2015 Report(ITEM in JRC 2015 国際医用画像総合展):
2015.04.19

創立50周年の節目を迎えた同社は、「医療のいちばん近くから、次代を見つめる」のキャッチコピーを挙げ、フィルムで培った技術を核とした様々な製品・サービスの提供を通じて、新たな50年への第一歩を踏み出す。
 
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FUJIFILM CALNEO GL
FUJIFILM CALNEO GLは、全下肢領域や全脊椎領域などの広範囲をワンショットで撮影できる、世界初のロングサイズDR方式デジタルX線画像診断装置だ(2015年4月1日より発売開始)。
従来のフルサイズモデル(17×17インチ)の約3倍に相当し、大角3連タイプや半切2連タイプのCRカセッテを上回る、17×49インチの撮影領域に対応。従来のDRシステムによる長尺撮影では複数回の分割撮影が必要とされた全脊椎・全下肢を1ショットで撮影することが可能になる。そのため、撮影に要する拘束時間の短縮、被ばく量の低減、ワークフローの改善にもつながる。
 
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ロングパネル(17×49インチ)のCALNEO GL
 
CALNEO Smartシリーズ/ITEM2015では世界最軽量の「FUJIFILM DR CALNEO Smart C12」新登場
新開発のノイズ低減回路と新画像処理ソフトウェアにより低線量・高画質を実現した、世界最軽量のX線画像診断装置CALNEO Smart。軽量設計でありながら内蔵メモリも搭載したCALNEO Smart C47、C77、G47、G77が発表され、さらに四切サイズのバッテリー交換タイプとして、世界最軽量の「FUJIFILM DR CALNEO Smart C12」が登場した(2015年5月1日より発売開始)。ロングサイズのCALNEO GLとあわせてパネルのラインアップが出揃った格好だ。
 
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CALNEO Smart
 
また、同社は今後、“LOW-DOSE SOLUTIONS”をテーマとして、CALNEOシリーズをはじめとするFPDの技術、VirtualGrid等の画像処理、ユーザのワークフローを含め、低線量撮影を支援する様々なソリューションを提供していく構えだ。