マンモグラフィ読影診断ワークステーションであるmammodite (マンモディーテ)は、これまで2年で70施設へ導入された実績がある。最大の特長は、撮影画像を呼び出す表示スピードだ。他のX線写真に比べて容量が大きいマンモグラフィ画像をストレスなく呼び出すし、読影スピードアップにも貢献する。トモシンセシスもスムーズに表示。
「かゆいところに手が届く」が同社製品開発のモットーで、現場の医師や診療放射線技師のニーズを製品に反映させている。表示画面は、4面同期が可能で、マンモグラフィの大きなデータでも動かすことができる。また、腫瘤の長径×短径を表示し、その数値をワンタッチでレポートへ貼り付ける計測機能や部位の場所を正確に特定できる機能も備える。
レポート作成においては、特に検索機能が充実している。検索条件をあらかじめ設定しておき、あてはまるデータをワンクリックで呼び出せる検査条件呼出機能やカテゴリーや所見などから検査の呼び出しが可能な所見詳細呼出機能を搭載する。その他、 検査ブックマーク機能は、ティーチング用、発表用などの用途別に分類して、症例をストックすることが可能だ。