同製品はまず初めに、検査部位と手技を選択する。決定するとインジェクターのヘッド部分に注入量と注入速度が表示され、一目見ただけで情報を確認することができる。また、部位や手技を決定するインターフェースにも、直感的に操作できる使い勝手の良いキーレイアウトを採用し、煩雑さを排除。使いやすいユーザーインターフェイスとした。
SPIRAL FLOW
より診断能の高い画像を得るために同社はチューブ内での「螺旋流」に着目した。造影剤と生理食塩水を高効率で配合する際に比重の違う両者をチューブ内で十分に混合させることは非常に困難であった。しかし、独自の流路設計のエクステンションチューブ「SPIRAL FLOW」はミキサー内に3次元の渦を作り出し、両者を効率よく撹拌、造影剤の至適化に大きく貢献する。
CE Evidence System
同システムは造影剤に貼付されているICタグ情報を安全管理に使用できる。読影の際に造影剤投与情報の参照が可能で、ICタグに含まれる造影剤の各情報を患者の過去の副作用情報などと照合させることで、より安全な造影検査の実施を実現する。