PEMGRAPHは乳房専用設計のPET装置。
乳房への圧迫は最大55N(ニュートン)と非常に軽微で、厚み調整もハンドルレバー1つで50mm単位で調整でき、患者への痛みの少ないスピーディーな検査が可能。
また、同社は内部のシンチレータ、検出器ユニットなども独自開発している。
シンチレータに採用されたPr:LuAG結晶は減衰時間が早く、発光特性を高め、時間分解能を向上、空間分解能:2.5mmを実現した。
同機にはこのシンチレータ結晶アレイと検出器ユニットのセットが、上下4基ずつ、計8基組み込まれている。
同社は2015年4月より社名を古河シンチテックに改名した。古河機械金属グループの一員として、シンチレータを活用したテクノロジーをこれからも追求し続けるという思いが込められているという。