日本アキュレイ

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取材製品情報

放射線治療

トモセラピーHシリーズ

CT技術と放射線技術を融合し、CT撮影からそのまま放射線治療に移行できるよう設計された放射線治療機器。治療実行中に寝台移動を行い、「TomoHelical(ヘリカル回転照射)」と「TomoDirect(ダイレクト照射)」の2つの照射法が選択可能で、汎用性の高い強度変調放射線治療を提供する。
セットアップからQAに至るワークフローを統合管理する専用ソフトウェアが用意されており、線量計算・最適化を高速化する「VoLO」、正常組織保護とスループット向上に貢献する「TomoEDGE」のオプションを加えれば、多様な症例に対応するトモセラピーの能力を更に引き出せる。
柔軟な治療計画、効率のよい治療、簡便なQAで一連の放射線治療を実施することができるだろう。
 

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トモセラピーHシリーズ

 
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トモセラピー内部のマルチリーフコリメータ

放射線治療

サイバーナイフ M6 シリーズ

サイバーナイフM6シリーズはFIMシステムとFI+システムの2つの仕様が、治療目的に合わせ用意されている。マルチリーフコリメータを新たに搭載したFIMシステムは、従来からの固定コリメータ、Iris可変コリメータの計3種類のコリメータが利用可能。マルチリーフコリメータ非搭載のサイバーナイフM6 FI+システムもある。
 
線量を高精度で最大化し、副作用を最小限に抑える各種の技術を搭載。新たなトラッキングモードXsight Spine Proneによって腹臥位での治療が可能となり、腹部の正常組織を守りながら背部に位置する病変への照射が可能となった。マルチリーフコリメータと組み合わせることで、サイバーナイフならではの呼吸移動対策技術が正確な追尾照射を可能とし、大きな腫瘍の治療にも対応していく。
 

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サイバーナイフM6 FI+システム
 

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サイバーナイフのロボカウチ。6軸ロボットマニピュレータを採用した寝台で,位置合わせの自動化が可能となり、治療準備の時間短縮、医療従事者の負担軽減、高い精度の治療に貢献する。
 
動画 サイバーナイフのダンスとお辞儀!

ブースインフォメーション

ITEM2015 日本アキュレイ ブースインフォメーション
ブースNo.415

 

ブース情報

ITEM2015 ブースの見どころ
サイバーナイフシステムとトモセラピーシステムの最新機種を並べて展示し、期間中毎日、ブース内でのプレゼンテーションを開催する。
例年、放射線治療機器を間近で見ることができる当ブースには、医療従事者、企業のビジネスパーソン、今後の進路を考えている学生まで、さまざまな人が訪れる。初めて放射線治療機器を見る来場者にも分かりやすい説明や展示の工夫で、ロボットの動きが特徴的なサイバーナイフと、外から動きが見えないものの複雑な照射が可能なトモセラピーという個性的な2つの機器を紹介する。また、両システムの治療計画装置も展示しており、ソフトウェアの進歩を体験することができる。

 

サイバーナイフ M6 シリーズ
マルチリーフコリメータ(MLC)を搭載しデザインを一新した。従来機種が得意としてきた小さいサイズの腫瘍に加え、比較的大きなサイズの腫瘍にもロボット機動性を活かした治療が適用可能だ。腹臥位モードの追加で、背に近いターゲットの治療における正常組織の保護を更に図った。M16シリーズは、サイバーナイフ治療のメリットを幅広い症例に届けることができる。

(画像1)サイバーナイフM6シリーズ

 

トモセラピーHシリーズ
CT技術と放射線技術を融合した放射線治療機器。患者さんを移動させずに位置確認のCT撮影から治療に移行できる。セットアップからQAにいたるワークフローを統合管理し、業務を軽減する。線量計算・最適化を高速化するVoLO™、正常組織保護とスループット向上に貢献するTomoEDGE™のオプションを加えれば、多様な症例に対応するトモセラピーの能力を更に引き出すことができる。
(画像2)トモセラピーHシリーズ

 

ITEM in JRC 2015ブース No.415 パシフィコ横浜展示ホール