シンプルな操作で臨床に有用な画像を処理できるコンセプトのもと、マルチモダリティでの画像処理が可能なワークステーション。心臓のWall Motion Tracking機能では、タギング画像がなくても、シネ画像からのみでもストレイン解析が可能。また、シネ画像の長軸方向からストレイン解析ができるため、最初に心筋に影響が出るといわれている縦方向での解析を実現することで、心筋梗塞を初期段階で発見する一助ともなる。
また、解析にタギング画像が不要であるため、過去画像などでもシネ画像さえあれば解析ができる点も有用性が高い。
また、Vitreaはデータの利活用についてもさらに高い有用性を追求し、マシーンが学習することで、より有効にユーザがデータをいかせるようにも取り組んでいる。従来までは、膨大な量のデータがあっても、データは眠ってしまい、いかしきれないような環境も多かったが、理想的なデータの共有などを実現する。これにより、複数のPACSを有するような施設や、他施設間などでもデータの共有が簡便となり、スケールに柔軟性がうまれ、non-DICOMデータでも同じように扱うことができるなどのメリットがある。