PACS用クラウド保管サービス

ITEM2014 Report (ITEM in JRC 2014 国際医用画像総合展):
2014.04.14

同サービスは、昨年より提供開始している。直近のPACSデータはローカルに置き、古いデータをクラウド上に格納するというハイブリッド設計である。同サービスの特長は、ローカル部分の保存容量を最適化することにより機器の増設は不要で初期導入費用を大幅に低減できること、また、データセンターを東西においてバックアップすることにより災害時にも安全に保管できることが挙げられる。モバイル端末でデータを見ることも可能である。

また、標準搭載している機能として「連携BOXサービス」があり、これにより他施設と画像データを共有できるなど地域医療連携に貢献する。
同サービスは昨年度で数十施設の納入実績があるという。以前より展開している、クラウド上でデータをバックアップするサービスで既に2000施設以上で実績がある点が多くの利用者の信頼につながっている。また、24時間365日のリモートメンテナンスといった厚いサポート体制を構築している点も同社の強み。このようなシステムを新規で導入する施設も安心感をもって導入できるという。

PACS用クラウド保管サービス