Collateral NSI-600

ITEM2014 Report (ITEM in JRC 2014 国際医用画像総合展):
2014.04.14

現在、開頭手術や開腹手術を行う場合には、画像診断との併用が常識となりつつある。
そのようななか、医療従事者からも「アンギオ装置寝台を用いて、脳外領域に特化した天板及びデバイスを付けて、サージカルインターベンションを行いたい」という声が強く挙がり、開発されたのが本製品だ。
開頭手術には頭部の安定固定が必要なため、寝台にはスカルクランプなどの開頭手術用の固定デバイスを取り付けられるように加工が施されたエクステンドレールシステムを採用している。もちろん材質はカーボン、アルミで構成されているので、治療や診断の妨げにならない。
使用しているアンギオ装置の形状に併せて、NSI-600(NeuroTop用)またはNSI-650(CardioTop用)の2種類があり、現在はフィリップス社の寝台に対応。今後他メーカの寝台に合うタイプのラインナップの拡充を図る予定。
 

Collateral NSI-600

 

寝台はカーボン素材のため、検査の妨げにならない