エキスパート向けの放射線読影用ビューワ。シリーズ操作、スライス/FOV位置合わせなどの読影でよく利用される機能を最小限のステップで実現し、作業の効率化を図る。
注目機能の一つは、過去検査画像の関心箇所をクリックするだけで、対応する今回検査画像のスライスをすぐに表示できる非剛体インテリリンク機能である。
さらに、従来は読影レポートで腫瘍位置などを記載する際に、肋骨や椎骨の位置を基準として表記するため、それらの骨の位置を確認するのに目視で数えていた。この一手間が、同社の画像認識技術によって、選んだ骨を基準にして肋骨・椎骨の位置が認識され、いずれか一つを指定してラベリングすると、自動的にその他の肋骨と椎骨の番号が割り振られる。この肋骨・椎骨ラベリング機能が「地味に役立つ」と現場で高く評価されている。