徹底して遠隔読影ユーザーの使うシーンと使いやすさや追求したサービス提供を目指す同社は、読影依頼からレポート・画像参照、そして地域連携までを視野に入れた、クラウド遠隔読影サービスのコンセプトシステムも紹介していた。。
これはクラウド上に遠隔読影依頼の送受信アプリケーションも置き、基幹病院と関連病院の間の読影依頼のやりとり、画像データのやりとり、レポートのやりとりをクラウド上のシステムでシームレスにつなぐというもの。クラウド上のシステムから、依頼元は検査依頼書画面の「依頼」ボタンを押すだけで、連携する基幹病院に読影依頼が送られていくようなイメージだ。画像データ、読影レポートなどのデータも、検査リストや、画像ビューワなどのアプリケーションもすべてクラウド上にあるので、基本的にはどんな端末からでもやりとりが可能だ。文字通り「医療の質」「社会」「人」をつなぐバーチャル空間を目指していくという。