SPECT・CTシステム
Symbia Intevo

ITEM2014 Report (ITEM in JRC 2014 国際医用画像総合展):
2014.04.14
Symbia Intevo

 
 新機能「xSPECT」は、CT座標系をリファレンス(Frame Of Reference)として、SPECT画像とCT画像を高精度にアライメントし、各モダリティ情報を画像再構成プロセスで統合したSPECT・CT技術。従来のSPECT画像と比較して、CT情報を最大限活用することで画質が大幅に向上し、定量計測を可能とした。
 

 
 「xSPECT」では、得られたSPECTデータをCT座標系にボクセル単位で合わせこみ、SPECT画像再構成を行う。装置固有のわずかな歪みも演算時に補正情報として反映し、より正確な画像を表示させることができる。これにより解像度の高いSPECT画像を得ることができる。
 また、「xSPECT」によって得られる高分解能画像によって、アイソトープの定量計測を実現。PET・CTと並んで、治療効果判定や、それに伴う治療の適合を決める支援情報を得ることができると期待されている。