【JRC2014参加レポート】「血管内治療を行った急性上腸間膜動脈塞栓症の10例:部位と治療成績の検討」山本真由先生(防衛医科大学校)より

ITEM2014 Report (ITEM in JRC 2014 国際医用画像総合展) : JRC & ITEM 2014 参加レポート
2014.04.12

IVR10:血管系(その他)

血管内治療を行った急性上腸間膜動脈塞栓症の10例:部位と治療成績の検討

堀井 陽祐
 

SMA血栓症に対する血栓溶解や血栓吸引などのIVR手技に対する治療成績の検討。血栓の位置を3タイプに分けて検討されており、TypeAに分けられた中枢側の血栓の治療成績が6例中4例で不成功だったということです。TypeBに分けられたやや遠位から分枝の血栓に対する治療成績は2例中2例成功でした。中結腸動脈や右結腸動脈の開存が治療成績に大きく左右しているのではないかと考察されていました。これらの血管が開存していればゴールデンタイムは少し長め(10~12時間)でもうまくいくことがあると発表されており、私もLDH上昇や腹水貯留が出現していなければ、ゴールデンタイムを過ぎていても血栓溶解療法は効果があると考えています。ただ、TypeAの場合は、血栓の量が多いので第一選択治療と位置づけるべきはフォガティーでの血栓除去ではないかと再度考えさせられました。

会員ログイン
メディカルアイ

Facebook始めました!
このページの先頭へ戻る