16スライスCTとしてはクラス最小底面積8.0m2というコンパクトな設計。高感度なUFC検出素子を使用した検出器と、逐次近似再構成法を組み合わせ、低被ばくながら高画質な撮影ができる。
ガントリ奥行は692mmとシングルスライスCTと同程度の厚さを実現し、被検者の心理的負担低減が期待される。
また、電力消費を抑えた設計、安定稼働を保ちライフタイムを長期化するためのメンテナンス機構eCockpitにより、長期的な運用コストも抑えられる。
同社の1 6 列C T のラインナップでは、すでにSOMATOM Perspective、SOMATOM Emotionが市場投入されているが、SOMATOM Scopeはもっともコストパフォーマンスに優れ、消費エネルギー削減と運用コスト削減という経済効率を追求したモデルだ。