RaySafe i2

ITEM2013 Report 国際医用画像総合展 (ITEM in JRC 2013) レポート 新製品 速報:
2013.04.18

 RaySafe i2は、医療スタッフの被ばく状況を測定してリアルタイムで表示する個人被ばく測定システムである。基本パッケージは、個人線量計4個とリアルタイムディスプレイ、専用アプリケーションソフトウェア、被ばく線量ビューアなどで構成される。各スタッフの被ばく状況を測定・収集・記録する個人線量計は小型軽量で、簡単に作業服に取り付けることができ、メンテナンス不要である。
 収集された被ばくデータは、個人線量計からリアルタイムディスプレイに無線送信され、スタッフ全員が現在の被ばく状況を随時目視確認できるように、カラーのバーグラフにより被ばく状況がリアルタイムで表示される。また、収集された情報は被ばく線量ビューアソフトウェアによって、タイムスタンプ付き被ばくデータにアクセスして、さまざまな分析も可能である。その結果、医療スタッフは自身の放射線被ばくを最小限にするために直ちに自らの行動を修正することができる。収集された被ばくデータはすべて、病院管理側がさらなる分析のために利用可能できる。